意識が高まる現代で再注目されている植物の力を使った「植物療法」
ギリシャ語語源「フィト=植物」+「セラピア=治療、療法、奉仕」を語源とする英語の「セラピー」と合わせた複合語が「フィトセラピー」です。ハーブなどの植物の力(生命力)で人間が本来もっている自然治癒力に働きかけ身体の不調お肌のトラブルのケアや病気の予防などに活用していくヨーロッパ育ちの伝統療法です。フィトセラピーという言葉だけ聞くと、なんだか難しくて自分には全く馴染みのないものに聞こえてしまうと思います。でも、ハーブティーを飲んだりアロマオイルをお風呂に入れたり、アロマディフューザーを楽しんだりしたことはありませんか?試してみたことがある方が多いと思います。それらは、自分で簡単に普段の生活に取り入れられるフィトセラピーの1つなのです。
フィトセラピーでは、ハーブそのものを使うハーバリズムと精油を使うアロマセラピー、この両者の特性をよく理解し、互いに補完し合ってそれを統合することが大切になります。ケミカルなものでなく、ナチュラルな素材を使ったものに人の意識が高まっている現代で、自然の植物そのものの力を借りて人を心身ともに健康で美しくするフィトセラピーは改めて注目されています。
人生100年時代を楽しむため、ストレス社会を健康的に美しく生き抜くために自然の贈り物であるハーブの力を利用しない手はありません。